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デザインに関するお役立ち記事をご紹介

UXデザインとは?重要視される背景やメリット、プロセスや手法を解説

最近、サービスやアプリ、WEBサイト、製品などをつくる上で重要視されているUXデザイン。なんとなく注目されていることは知っているけど、いまいち正しく理解ができていない、なんだか難しそう。という方のために、UXがなぜ今、必要とされてるのかの背景やメリットを紹介します。

あなたのビジネスにUXデザインを取り入れることによって、新規ユーザーの獲得や継続利用者の増加につながるとおもいますのでぜひ最後までお読みください。またUXデザインのプロセスや手法まで大枠も紹介するのでより詳しくUXデザインを知ることができます。

UXデザインとは?

UXデザインの定義は「ユーザーが嬉しいと感じる体験を提案・表現すること」

UXデザインを一言で表現すると「ユーザーが嬉しいと感じる体験を提案・表現すること」です。ウィキペディアによると以下のように定義されています。

ユーザーエクスペリエンス( user experience、UX)はシステムとの出会いに由来してユーザーが得る経験である。ユーザー経験、ユーザー体験とも。

人間は経験という概念を持っている。この経験のうち、製品・サービス・人工物などの独立したシステムを対象として、人間がユーザーとしてそれらに出会い利用した経験をユーザーエクスペリエンスという。

例えばコンピュータゲームというシステムに対しAさんが「広告動画を見てワクワクし、友人の体験談で興奮し、ネットで購入し、夜通し遊んで熱中し、数年後にその思い出を振り返る」という体験はUXの1例である。

ウィキペディア-ユーザーエクスペリエンス-より引用

UXデザインという概念はここ10年ほどで一般的に広まりましたががその本質は「組織の課題を解決しつつ現場のユーザーを重視し、ユーザーが嬉しいと感じる体験を提案する」というもので目新しいものではありません。

「ユーザーのためにいいものを作りたい」という普遍的な目標です。

昔からの普遍的な目標ですが、高いユーザー体験価値を実現するためのプロセスや手法を確立したものがUXデザインになります。

UXデザインの対象は「製品やサービス」から、それを取り巻く様々なもの。

UXデザインの対象は、いわゆる形のある日用品や家電などの製品から、スマートフォンアプリやWEBサイト、WEBサービスなどのソフトウエアまで幅広ものを対象としています。

またプライベートで利用するtoCの製品やサービスから、ビジネス上で使用するtoBの製品サービスまで幅広く対象としています。

また、製品やサービスそのものだけでなく、製品やサービスを利用する前に閲覧するWebサイトやチラシ、店舗から、商品パッケージ、取り扱い説明書、故障対応のサポートセンターの対応にいたるまで、それを取り巻くさまざまなものを対象とします。

これらを総合的にデザインし、より価値のあるユーザー体験を実現していきます。

UXデザインが重要視されるようになった背景

スマートフォンやタブレットの普及がUXの必要性を高めた

UXデザインの目的は「ユーザーが嬉しいと感じる体験を提案すること」という普遍的な目標ですが、スマートフォンやタブレットの普及がUXデザインの必要性を高めました。

それまでインターネットサービスを提供する企業にとって、ユーザーはパソコンの前にいることが前提でつくられていました。しかしスマートフォンが普及したことで、ユーザーはスマートフォンを持ち歩き、電車の中や、家のソファーでくつろいでいる時などさまざまな状況で利用されることが前提となりました。

さまざまなユーザーの利用状況に対応し、使いやすいサービスが求められるようになり、また優れたサービスが国境を超え、より手軽に多くの人が優れたサービスの利用体験に接する機会が増えました。これにより、より使いやすく、より体験価値の高いサービスへのニーズが顕在化されました。

競争の激しい分野で生き残るために活用されるUXデザイン

製品やサービスをユーザーが使う動機は、それを使うことによって便利さや、嬉しい結果を享受できるからです。嬉しい体験を得られるからこそ、その製品やサービスを使います。

逆に嬉しい結果が得られなければ、一度その製品やサービスを使ったとしても求める結果が得られず次第とユーザーは離れていってしまいます。

競争の激しいアプリやインターネットサービスの業界で、より高いユーザーの満足度を得るためにUXデザインは注目・浸透していくようになりました。

ますます拡がるUXデザイン。更に幅広い分野で活用されるように。

はじめは、アプリやインターネットサービスから重要視されるようになりましたが、今日では様々な、業界、分野で製品やサービスが溢れ、そのなかでどのように生き残るかが課題になっています。

そこで、他のサービスと差別化をはかり、競争力を高めることを目的に、より広い市場、業界、分野でUXデザインが活用、導入されるようになってきています。

多くの企業がUXに注意を払ってきているので、より精度を高くユーザーのニーズを満たし、高いユーザー体験価値を提供することが求められてきています。

UXデザインのメリット

製品やサービスを提供する企業にとってUXデザインを導入することで得られるメリットは、ユーザーが嬉しい結果を得ることによって、ユーザーの満足が高く、結果として新規ユーザーの獲得や、継続利用者の増加など、ビジネスの成長につなげることができます。

また高いユーザー体験価値を提供することにより、製品やサービス、企業イメージも向上し、ブランド価値を高め永続的な利益をあげることに繋がります。

まさにユーザーにとっても、サービスを提供する企業にとってもメリットのあるWin-Winな関係を作り上げることができる手法がUXデザインなのです。

UXデザインのプロセス・手法

価値あるユーザー体験を達成するためのプロセス

UXデザインは大まかに以下のステップを経て、より価値あるユーザー体験を実現していきます。

  • ユーザーが本当に求める体験はなにか。をリサーチする
  • リサーチ結果を元に、体験価値をモデル化、コンセプトを明確にする
  • コンセプトを元に、ユーザーが求める体験を実現するためのものをプロトタイピングする
  • プロトタイピングを元に、本当にユーザーが求める体験を実現しているか検証する
  • 検証結果を元に改善しながらより高いユーザー体験価値を高めていく

各プロセスで活用される手法

ユーザーによりよい体験価値を提供するために、様々な手法が存在します。

各手法の詳細は本記事では割愛しますが、目的に応じて各プロセスごとに様々な手法を活用しながらより高いユーザー価値の提供を目指します。

リサーチ

  • エスノグラフィ
  • コンテクスチュアル・インクワイアリー(文脈的調査)
  • ユーザーインタビュー
  • フォトエッセイ

モデル化・コンセプト作成

  • ペルソナ
  • ジャーニーマップ
  • KA法

ユーザー体験の視覚化・プロトタイピング

  • ストーリーボード
  • 体験型バリューストーリー
  • 9コマシナリオ

プロトタイプの検証

  • コンセプトテスト
  • ユーザビリティテスト
  • ユーリスティック評価
  • エキスパートレビュー

ご相談ください。あなたの製品・サービスのUIUXの課題を解決します

今回は、UXデザインの定義や、重要視されるようになった背景やメリット、プロセスや手法まで幅広くご理解いただけたかと思います。

  • 他のサービスと差別化をはかり、競争力を高めたい。
  • 私のビジネスではどのようにUXデザインを活用・導入したらいいんだろう。
  • 具体的にどの手法を選択し実行したらいいかサポートしてほしい。

などの課題がありましたらぜひACCESSのクリエイティブデザイン室にご相談ください。

リサーチ、モデル化、プロトタイピング、テストはもちろん、アプリやWebサービスなどの開発、運用まで幅広くサポートいたします。お気軽にご相談ください。

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